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8月30日と31日に第17回地域づくり団体全国研修交流会が宮城県で開催された。30日の本会場の宮城大学では私たちの町の福祉劇団「鶴亀」がナビゲーターを務め、地域づくりをモチーフにおもしろおかしく演じた。好評だったようだ。本会場でのセレモニーが終了してからは、各市町村へ分散しての分科会。柴田町も分科会の会場になった。
柴田分科会は柴田町さくらの会が中心になり、ゆーずふる槻木、星を見る会等で準備を進めてきた。分科会のテーマは「地域づくりの悪」。酒席で決まったテーマである。参加者は少ないだろうと予想していたが、青森県から宮崎県まで24の地域づくり団体の方々が希望してくれた。分科会の中でも人気があったらしい。いつものことながら、1週間前からいつものメンバーで準備を始めた。テーマがテーマだけに、何をやっても希望して来る人たちなのだから、酒だけは切らさないように歓待すれば問題ない、という安易な道を選んで準備を進めてきた。
それでも、白石川カヌー体験、しばたYOSAKOI歓迎、テーマ寸劇(一人芝居「妻の言い分」、夜なべ談義(30日)早朝バス散歩(船岡城址公園・白石川一目千本桜)鶴亀公演、蕎麦打ち体験、記念植樹(31日)と、盛りだくさんの歓待スケジュールを組んだ。
30日当日。朝早くから会場の太陽村で野外歓迎パーティーの準備していたら夕方から濃い霧。雨も予想されたので泣く泣く夜景を見ながらの野外パーティーを断念し、急遽食堂に変更した。カヌーを終えたゲスト(県外24人の地域づくり団体の方々)を迎えて18:30分に懇親会開始。町内や隣町の大河原町からかけつけた地域づくり団体約60人で歓待した。夜なべ談義も午前3時まで延々と続いた。
ゲストの方々はいずれもパワーの持ち主であった。準備から後片付けまでを仕切ったさくらの会のメンバーは、いつものこととは言え大部疲れたようだ。これが地域づくりの悪なのかもしれない。それでも、参加してくれた県内外の人たちがテーマ「地域づくりの悪」の語尾に続く「…なき戦い」を理解して帰ってくれたようなので、元気がでる。疲れたけど楽しい2日間であった。残るだろうと思っていた宮城の銘酒20本がほとんど残っていなかった。
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