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朝夕はめっきり気温が下がり寒い季節になった。柿の葉も散り始め果実の色が目立つようになった。2、3日前に白石川にも冬の使者である白鳥が5羽ほど飛来したようだ。
新世紀の町最大のイベントである宮城国体が終了し、秋風とともにどこか町も静かである。柴田の秋は菊人形まつり。前号でも書いたが、10月20日(土)に開幕し11月14日(水)まで船岡城址公園で開催されている。32回目。第23回宮城県大菊花展とあぶくま急行沿線市町物産展示即売会も併せて開催されている。入場料は当日券が大人800円小人400円(前売券は大人700円小人350円)。11月3日には、姉妹都市北上市の鬼剣舞と郷土芸能が披露される。
先週の日曜日は雨にたたられ人出はイマイチらしい。今週の週末が見頃。「地元の人があまり見にこない」との声を聞くが、町の活性化のためにも親戚や友人、知人を誘い秋の一日を船岡城址公園で過ごすのも楽しいかも。菊人形まつりを午前中に楽しみ、お昼は太陽の村で芋煮会(特性の味噌ラーメンや手打ちそばもある)というコースがお薦めである。
今日の河北新報に、10月19日から村田町で行われた「みやぎ村田町蔵の陶器市」の記事が載っていた。3日間で予想を大幅に上回る36000人程の人が集まり、大成功だったらしい。32回を数える菊人形まつりだが、入場者は横ばいか減少気味。1カ月近くの期間中でも30000人を超えるかどうかである。陶器市は地元商店街と陶芸家が意気投合して実現したらしい。残念ながら菊人形まつりは、地元商店街を巻き込んでの町挙げてのまつりとはいかないようだ。商店街や太陽の村などとの連携や他のイベントとの組み合わせなど、もう一つ工夫しないと人は集まらない。 |