Vol.31

2001.7月1日号

 今日(30日)も午後から雨。明日も雨らしい。梅雨の真っ只中である。雨量はさほど多くはないが、蒸し暑い。沖縄や九州南部は梅雨明けしたようだが、海の日(20日)の3連休までには何とか梅雨明けして欲しいものだ。先号で約束した梅雨らしい雨の写真を掲載する予定で、撮影機会を狙っていたのだが、ようやく今日の夕方、入間田の円龍寺近くの道路のアジサイの花を撮影することができた。
扉の写真は、4年ぶりに訪れた尾瀬の写真である。尾瀬は雨で有名だが、やはり先週も雨であった。ミズバショウが終わり、ニッコウキスゲはまだ咲いていないという、花の時期も中途半端な季節であったが、沼山峠から尾瀬沼までの散策を楽しんできた。20数年前から30回近く尾瀬を歩いているが、あまり人が多くなったのでここ数年は足が遠のいていた。福島県側の尾瀬の玄関口である檜枝岐村の民宿に泊まったが、お客さんが年々減っているという。東京まで会津鉄道が開通してから脚光を浴び、年々観光客が増えていると思っていたので、意外であった。
 「夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空」磐越自動車道を利用しても自宅から檜枝岐村まで、車で5時間。尾瀬は遠いが、土、日曜日を避けて訪れれば、静かな素晴らしい自然を満喫できる。お薦めは、ニッコウキスゲ盛りの7月中旬から末と10月上旬の草紅葉の季節。お年寄りや歩くのが苦手な方には、昨年開園した檜枝岐村のミニ尾瀬公園がお薦めだ。