Vol.29

2001.6月1日号

 530日、柴田町と姉妹都市である中国丹陽市から、今年も4人の農業研修生が訪町した。研修生は19歳から22歳の独身女性。11月までの半年間、町の農家で農業に従事し、農業技術・知識・技能を修得する。
 彼女等は、朝6時に家を出て上海空港を発ち仙台空港に午後230分に着いた。4人とも飛行機に乗るのは初体験。随行者もなくさぞかし不安であったろうと思う。出迎えの機会に恵まれたので、仙台空港到着ロビーで待った。疲れも見せず、緊張する様子もなく出迎えた初対面の人たちと笑顔で対面した。私の息子や娘が逆な立場なら、とてもこうはいかないだろうと思った。
 日本語は「こんにちは。よろしくお願いします。」のあいさつ程度しかわからないようだ。昨年の研修生もそうであったが、帰国するころには、ある程度会話ができるようになるだろう。農家や農村地区の皆さんとの交流をとおして「柴田町の皆さん親切でやさしい」と言って帰国するに違いない。
 4人は6月中旬から、船岡から槻木地区の農村まで自転車で通勤するようになるようだ。4人グループの自転車娘を見かけたら声をかけてほしい。