Vol.26

2001.4月15日号

 柴田町が一番輝く季節。町中が桜色である。13日から15日の3日間は天候にも恵まれ、最高の花見日和になった。船岡城址公園周辺は朝から夕方までマイカーや人で大混雑になった。例年より2日ほど早い10日に開花宣言。最高気温が20℃を超す5月上旬並みの気候が続いたために、一気に満開になった。満開時に3日間もくっきりと蔵王が見える天気は記憶にない。白石川の一目千本桜と残雪の蔵王を撮影しようとするカメラマンにとっては最高の年になったようだ。開通したばかりのさくら歩道橋からの眺望も人気があった。
 桜の撮影に絶好の天候条件であった15日、私は残念ながら仕事で「第1回柴田さくらマラソン」のために、早朝から夕方まで大会会場の船岡自衛隊を離れることができなかった。それでも柴田町4大さくら名所である船岡自衛隊の桜も満開で、これまで目にしたことがない風景を堪能することができた。写真のように自衛隊から蔵王が望めるとは意外であった。蔵王を背に満開の桜の中を参加した約900人のランナーが全員完走した。近い将来、町中で盛り上げるような大会になれば全国に誇れるマラソン大会になるに違いない。