Vol.14

 春の珍事ではない。秋の珍事である。写真は春に撮影したものではなく、10月13日に撮影したものである。柴田大橋白石川左岸側の下流の高さ3mほどのまだ成木になっていない桜木に咲いた可憐なさくら花である。なぜかこの1本だけが落葉し、新芽を出し花を付けている。この1本だけを見ると春である。品種はソメイヨシノと思われるが、なぜこの木だけが咲いているのかはわからない。蕾も多数あるので興味がある方は足を運んでほしい。山の紅葉も例年より10日ほど遅れているようなので、いつもの年より暖かいのかもしれない。しかし、札幌周辺の山々では昨年より4日早く雪が降ったというニュースを13日に聞いた。まさか、8月下旬頃大発生したアメリカシロヒトリに葉を全て食い荒らされたための影響では…。それにしても、この1本だけとは腑に落ちない。
 13日に早速、河北新報大河原支局の須藤記者に連絡したら、今日(15日)の朝刊のみちのくに掲載されていた。町の秋は、菊人形まつり。今月20日に開幕である。