Vol.3
 


 桜も散り若葉が芽を吹き出し、町の山一面が淡い緑色になりました。一年で一番爽やかな季節です。田植えの時期を迎え田にも水が入りました。桜が散り始める頃から、早朝や土、日曜日になると、水田周囲の道路や農道に軽トラックやトラクターが目立つようになります。昨年の収穫の秋から静かだった水田に、こんなに農業を営む人がいたのかと思うほど人が集まります。天気が良い早朝や夕方、そんな光景を目にすると、俺もがんばろうと、なぜか元気がでてきます。ヘビやクマが冬眠から目を覚ます気分は、こんな気分なのでしょうか。ヘビが冬眠から目を覚まさない薬が発明されないだろうか。今日、畑のワラビを採っていたら見てしっまたのです、ギャー。
 写真(4月30日撮影)は上川名から代かきを終え田植えを待つ水田と蔵王を撮影したものです。3日からの連休でこの辺の水田の田植えは終わります。周囲の里山が新緑になり緑が濃くなるにつれ、蔵王の残雪も消えていきます。春夏秋冬ここから眺める蔵王が好きでよく写真を撮ります。