Vol.2
 


 町が一番輝く季節になりました。昨年よりさくらの開花が4日ほど遅く満開は20日頃になりそうです。15日と16日の土、日曜日には見頃にはまだまだ早かったのですが、多くの花見客で賑わいました。大型バスなどでの関東方面の客が年々多くなってきたように思えます。
 写真(昨年撮影)は船岡土手内の白石川堤のさくらですが、こんなに幹が太く枝振りが見事な染井吉野はないと思うのですが。弘前や角館と比較しても幹の太さや枝振りは較べものにならないほど見事です。日本一の染井吉野ではないかと思います。残念ながら船岡城址公園三の丸のさくらは樹勢が衰え、無惨な姿をさらすようになってきました。この見事な大木もあと数年で枯れてしまうのかと思うと、とても胸が痛みます。もっと多くの人にこのさくらを知ってもらいたい、満開のときに見てもらいたいと思います。
 今年はどんな表情を見せてくれるか、満開の時期にカメラをとおして対峙してみようと思います。