千葉県松戸市から 暑さ寒さも彼岸まで、秋風の立つ爽やかな毎日です。
様々な植物が秋の風景を演じております。秋分の日、筑波山に登りました。稲刈りが終った所が目立って、ついこの間まで緑一色の里山がすっかり秋景色となり、山道には、あざみ、りんどう等の青紫の花々がひっそりと咲いていました。秋の花は探さなければ見つからない奥ゆかしさがあります。つゆくさの青い小さな花に宿る“露”は秋の季語になっていますが、秋冷の朝露が朝日と共に消えてしまうはかなさは、やがて華やかな紅葉の季節に移る序曲のように見えるのです。 ![]() 私の故郷への絵手紙を見てくれる友人から台風15号の松戸への接近でNO15号のぶどうは大丈夫でしたか?(もうお腹の中ですかね)という便りがありましたので、その後のぶどうの顛末を一言。もうそろそろ食べ頃と袋から収穫しようとしたら、袋の横を切り裂いて中身をしっかり盗み食いされていました。都会のカラスが私の上手をいっていて、がっくりと言うよりあっぱれでした。カラスの目の届かない鉢植えのぶどうは美しく実りました。
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