NO-13

 さくらまつり、が終わって、ちょっと寂しい私たちです。お花見でにぎやかな頃は、船岡城址公園にも行きやすいのですが、人通りが無くなると、子連れでの散歩コースにはさびしい気がします。とは言え、さくらまつりの時は、お花見に行ったり、バーベキューに誘っていただいたりと、家族で楽しませてもらいました。人が行き交う所にシートを敷いて座ったり、電車好きの長男にせがまれ、毎年乗ってるスロープカーで、観音様のある場所まで行ったり。子供がいなかったら、絶対行かないなぁ〜と思いましたね。それゆえ、子供達に感謝したり…。なんて、ちょっとかっこつけ過ぎかな(笑)。

 そんなさくらまつりの最中、海外から日本人のお客様がいらして、お会いすることが出来ました。お客様は、お母様と息子さんで、さくらの会のHPを見て、こちらの桜を見にいらしたとか。ある新聞の県内版にも紹介されていました。私は、その親子のお姿を見て、昔、父と旅行したことを思い出しました。行き先は中国。父は仕事で先に行き、私は後で合流し、2週間2人で旅行しました。年頃?の娘が頑固親父と旅行なんて、考えられない事でした。でも、私は中国が好きでしたが、当時そんなに若者に人気のある旅行先ではなかったし、場所によっては、現地の方々に案内してもらえると言う特典もあって、今行かないと…と思って行くことに決めました。

 異国の地で、頼れる人は頑固親父だけだと思うと、家ではあまり話さないのに、いろいろ会話をしたり、不覚にも?手をつないだりしたり。まぁ、手をつないだのは、交通量の多い道路をどうしても渡らなければならなくて、しかたなく…ですが(笑)。しかし、今思うと、2週間の中国旅行は良い思い出です。父は、今春退職し、あとは母と大好きな旅行をするだろうと思いますが、他に2人の子供がいても、「親子2人旅」の相手は、後にも先にも私だけかも。きっと、さくらを見にいらしたお客様たちも、良い思い出をお作りになられたことと思います。

 うちの長男、次男は大きくなったら、私と出掛けてくれるでしょうか。男の子は大きくなったらダメよ、女の子をもう1人…などと有難い!?アドバイスをくださる方々も多いのですが、いつの日か、大きくなった息子たちと旅行できたら、きっと感無量でしょうね。