NO-8

 例年になく、雪の降る冬のようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。2月は、1年の中で、一番短い月なのに、我が家では、この2月こそが、長男と、バァバの誕生日を筆頭に、一番イベントが多く、忙しいのです。それに加え、幼稚園に入園してからは、園の恒例行事が、また昨年行き始めた音楽教室では、発表会があり、益々忙しく・・・。音楽教室に関しては、私が行かせた習い事なので、文句は言えませんが、別の月だと有り難かったぁ。

 ところで、音楽教室に行かせていると言うと、男の子なのに?とか、(経済的に)余裕があるのねーなどと、イヤミを言われる事も、しばしばです。でも、後悔しないように、(できる範囲で)子供の教育にお金をかけても、良いのではとか、音楽の一流どころ(モーツァルトとかベートーヴェンとかウオーッ)は男の人が多いとか、励ましてくれる人達もいて、ナンとか通わせています。
 
 ウチの周りでは、就学前の子どもに、複数の習い事をさせているおうちが多いです。ピアノ、習字、英語、絵画、スイミング、体操、空手、柔道・・・ETC。習い事の話を聞いている時は、いいなぁ!と思いますが、やっぱり、幼稚園児ぐらいで3つ以上は、多いような気がします。ただ、遊び感覚でできるものや、本人が楽しんで出来たら、多くても良いと思いますが。

 と言いつつ、うちの長男は、音楽教室に進んで行ったわけではなく、私が入れてしまったと言っても過言ではないのです。元々は、他のものを習わせたかったのですが、ペーパードライバーで送迎が難しいし、赤ん坊の次男もいるので、徒歩で行ける習い事を探しました。自分にも無理なく、他人にも迷惑を掛けないように。そこで出会ったのが音楽教室だったのです。長男は、幼稚園の発表会で、リズム打ちが、イマイチでしたし、歌は好きなようでしたが、音程がかなり取れていませんでした。音楽は、楽しめたらそれこそ一生の財産ですが、嫌いだと、小学校に入ってから、授業はもとより、発表の場も多く、苦痛をともないます。今のうち、基礎だけでもと思ったのです。

 今まで、私は習い事は、得意なモノを伸ばすモノと思っていましたが、あるお母さんの言葉を耳にし、考え方が変わりました。そのお母さんのお子さんは、苦手な体育系の習い事をしているそうです。結構月数が過ぎても、上達しないようですが、そのお母さんいわく、「うまくならなくても、ある程度のレベルにまで達して、小学校に入ってからスタートラインに、大きく差がでなければいい」と。私は、すごく感動しました。それで、長男には、(今は楽しそうだけれど)ちょっと心配な、音楽を習わせようと思ったのです。お陰で?音楽に少ぉ〜し興味が出てきたようで、長男は、時々自分から、ウチにある鍵盤楽器を弾いたりしています。

 先日の連休に、音楽発表会がありました。まだ習い始めて間がないのに、もう発表会かと思うと、参加に迷ったのですが、やるならトコトンやろうと!。分不相応な、仙台の立派なホールでしたが、我が子が立つと、とぉーっても素敵に見えて、嬉しいものです。内弁慶な長男が、初めての場所で、しかもお友達もいないステージに、ちゃんと出れるかと、心配しました。でも、結構余裕で、立派に演奏していました(打楽器と歌だけだけど)。音楽を習って、音楽そのものの他に、度胸もつけてくれたようです。最後の歌の時、慣れすぎてか、数人のグループの真ん中に有るスタンドマイクに、自ら近づいて行った時は、ひぇぇぇと思いましたが(笑)。

 今度、柴田町在住他の音楽家の方達が、大河原町のホールでコンサートをされるそうです。幼稚園児の長男には、まだ鑑賞は早いかなと思いますが、行けたら是非、聴きに行きたいと思います。確か、2/18だったような。聴く事も大切なんですよね。我が子に多くは期待しませんが、そう言ったコンサートに出られるようになったら、親として、もう感激!でしょうね。