星を見る会 NO6 新年 あけまして おめでとうございます
昨年は、土星食、しし座流星群とビッグな天文現象が続きました。 しかし、全国的な晴天の中、私たちの太陽の村は、曇り時々晴れの好状況とは言えませんでしたが、土星食では直前に快晴となり絶好の観測日より、しし座流星群では、雲間からでしたが数々の流星を写真に収めることが出来ました 今年もなかなかビッグな天文現象がありますが、みなさんも毎回、お天気祭りで好天を祈って下さいね!(^_-)-☆ さてさて、冬の星座は明るい星が多く、形がわかりやすい星座がたくさんあります。
代表格としては、オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、おひつじ座、惑星も土星と木星の輝きが増し、とっても見頃となっています。 ![]() 1.季節の星座・・・オリオン座
冬の星座の代表は、南の空高く、ひときわ明るい三ツ星が輝くのが「オリオン座」です。
ギリシャのボイオティヤと言うところに,体の大きい美しい青年狩人がいました。これがオリオンです。月の女神アルテミスが,オリオンの腕前を認め自分の部下にし,地中海のクレタ島に連れて行きました。後にアルテミスはオリオンに求婚されますが,身分の違うオリオンと結婚するのがいやで,大地の女神ガイアにたのみ,サソリの毒をもって殺しました。また、曙の女神エオス(オーロラ)がオリオンに恋したのを女神アルテミスが妬んでサソリを送り殺したとも言われています。ゼウスは美しい狩人オリオンを惜しんで星座にあげました。不思議なことに星座になっても蠍座が出てくる頃にはオリオン座は西の空に沈んで行きます。 オリオン座の頭上に木星が輝いています
木星(ジュピター=Jupiter)はローマ神話のユピテルに由来し、ギリシア神話のゼウス(Zeus)と同一視されています。
姉弟の関係にあるヘラを正妃とするが、女に対し手がはやく、木星の衛星でアマルテア(ギリシャ神話では乳母)を除く他の衛星にはゼウスと関係した愛人の名が付けられています。 土星(サターン=Saturn)は、ローマ神話の農業神サトゥルヌス(Saturunus)からきています。後に、ギリシア神話のクロノス(Cronus)と同一視されます。 クロノスは、ウラノス(天)とガイア(大地)の子ですが、その父を倒し支配を奪います。レアとの間にヘスティア、デメテル、ヘラ、プルトン(ハデス)、ポセイドンと生みますが、自分の子に支配を奪われると予言されていたクロノスは次々に子供たちを呑み込んでしまいます。レアは、ゼウスを身籠ったことを知るとクレタ島の洞穴に隠れ、生まれてきた子供をニンフのアマルテア、アドラステアらに養わせます。成長したゼウスは、レアやオケアノスの娘メティスの協力のもと兄姉たちを救いだし、クロノスをはじめとするティタンたちと戦いを始めます。ガイアの助言によりタルタロスに幽閉されていた巨人たちを味方につけ、ゼウスらが勝利をおさめ天の王となりました。 2.今月の星を見る会と、天文現象のスケジュール 1/1 【元旦】満月 初日の出 仙台6:53
木星が衝 マイナス2.7等級 1/4 りゅう座ι(いおた)流星群(別名:四分儀(しぶんぎ座流星群))が極大の頃 一時間当たり十程度 1/5 小寒
1/6 下弦 1/12 水星が東方最大離角 マイナス0.6等級 スターウオッチング冬の陣 ※午後6:30〜7:30まで、太陽の村屋上で観測会があります。 どなたなでも、参加できます。 毎年、環境省で環境測定のために実施している、空の綺麗さ調査です。 星見会スターウォッチング・・双眼鏡で星(プレアデス星団)を数 えます。 1/13 新月 1/14 【成人の日】 1/20 大寒 1/22 上弦 星見会定例会開催 (午後6時から一時間位 太陽の村屋上です。どなたでも望遠鏡で見 られます。) 1/25 土星食 東京以西で見られる 福岡での潜入:1時48分、出現:2時29分 1/27 木星食 4:53早朝 潜入は見られるが月に隠れたまま沈みます 1/29 上弦 3.ちょっとためになる物知りコーナー・知っていると自慢できるかも! 【2002年のビッグな天文現象!】 ◎ 土星食 3/20 19:31〜20:17 今年2回目の土星食、月は6.0と観測には好条件! ◎ 部分日食(太平洋上では金環食)6/11 06:48〜08:50 仙台では41.9%が欠ける見込み
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