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星を見る会 NO4 さて、やって来ましたしし座流星群!楽しみですねー! しし座は、春の星座です、星をつないでいくと?(はてな)マークをひっくり返した「大鎌」の形が目印となっている星座です。しし座流星群はしし座そのものに関係するものではありませんが、流星が地球に飛び込むちょうど中心に位置しているため、しし座流星群と呼ばれます。 流星は、いつでも飛んでいます。晴れた夜空をじっと見ていると時々流れるので、注意して見てください。流星は宇宙空間のチリが地球に飛び込んで大気の摩擦で溶け発光するのですが、最近の研究では、彗星のだすガス(彗星の尾)が、彗星の軌道上に残って彗星のあとを追うように帯のようになっていて、その軌道を地球が通過する時に大量の流星が流れるため、流星群といわれています。 今回のしし座流星群は、テンペルタットル彗星という33年周期の彗星の帯に地球が近づくことによって、まとまった流星が見られると予想されています。 11月19日の流星群は、イギリスのデビッド・アッシャー博士が出現時間を予測し、今年は東アジアとされ、日本が一番のピーク時間に深夜であることからから観測適地となっています。 みなさんも、晴れていたら空を見上げ流星を探してみませんか。 ![]() 1.季節の星座・・・春の星座ですが、とーぜん、「しし座」です。
黄道十二宮のひとつ、しし座は、大力の勇士ヘラクレスに退治され、西を向いてうずくまる人食いライオンの姿をしているといわれます。 このライオンはネメアの森に住み、ときどき町に出て人を食らい人々を恐怖に陥れていました。噂を聞いたヘラクレスが退治しようとして、弓矢とこん棒を持って森に入りました。 森の中でばったり出くわしたライオンは針金のようなたてがみ、血のついたあごの大きなライオンでした。ヘラクレスは、弓矢でうちますが、みな、はねかえってしまいます。こん棒で戦いますが折れてしまいました。それでもライオンがひるんで洞窟に逃げ込んだのを素手でしめあげて殺したそうです。その後、ヘラクレスはライオンの毛皮を死ぬまで身に付けていたそうです。後に、勇士ヘラクレスの偉業をたたえ、ライオンも天の星座に上げられたそうです。 2.今月の星を見る会と、天文現象のスケジュール 11/1 満月
11/3 文化の日 おうし座ε星(3.6等級)の食。 札幌:出現=21時04分
11/4 土星食 九州北部以北で見られるが、日中のため観測は難しい (10/8の土星食について報告は下記に有り) 11/7 立冬 11/8 下弦 11/12 オリオン座流星群が極大 11/15 新月 11/17〜19 しし座流星群が極大(下記に詳細有り) 11/22 小雪 11/23 勤労感謝の日 上弦 11/27 星見会定例会開催 (午後6時30分から太陽の村屋上です。どなたでも望遠鏡で見られます。)
![]() 3.ちょっとためになる物知りコーナー・知っていると自慢できるかも!
◎ 10/1 「おめげっつぁん」 しばたの郷土館の月見の行事に「柴田町星見会」も参加してきました。 当日は、あいにくの小雨模様で実際の月を観望することは出来ませんでしたが、パソコンシュミレーションで、ちょっとだけ参加者に天体観望会気分を味わってもらいました。 星見会のほかにも、かたりべの会、勤労青少年ホームから茶道サークル、琴の演奏会などがありました。 ![]() ![]() ![]() ◎ 10/8 土星食 みたぞー! 早朝3:47月にかくれはじめ、4:07もう出現していた・・・ 天気予報では、前日から曇り、当日は、朝から曇り、昼曇り、夕方曇り、天気予報も曇りだったので、観測はあきらめて、目覚まし時計だけかけて就寝しました。 目覚まし時計に起こされて空を見ると、なんと!澄んだ星空に月齢21日の月が見えるではありませんか!とる物もとりあえず、太陽の村へのぼって、いざ望遠鏡をのぞきました。撮影は、準備不足でできませんでしたので、望遠鏡で観測した方たちの「ひと言」をいただきました。 A・・・いがったなやー、曇りだと思ってたけど晴れて〜 O・・・ついにやりました。土星が月に隠れて再び出てくるまでの間、天気も味方してくれました。いやー よたった。よかった。午前3時に早起きして太陽の村に行った甲斐がありました。この次は、11月のしし座流星群が楽しみです。また、いい天気になることを願っています。 K・・・皆さん,バタバタ (( \(−"−)/ )) ん〜おはようございます。外は晴れてます。いまから出発します。それでは後ほどよろしくお願いします。 …わくわくしながら太陽の村に到着し再び空を見上げると,「う〜ん?雲が結構出ているな・・・何とか見えるか?」そんなことを考えながら,望遠鏡を向けると,月に隠れる直前「やった〜!!\(^o^)/」見ることができました。さらに,月から出てくるところもバッチリ見れたし感動です。そのとき聞いた話によるともうすこし南(東京)の辺りだったら見れなかったんじゃないと聞いてまたまたびっくりしました。何はともあれ天気が何とかもってくれてよかったと思いました。 J・・・やった〜観測成功!みんなの熱い願いが通じた晴天でした! M・・・ねむかったけど、月のうしろから土星が出てくるのが見れてうれしかった。 E・・・まさか、晴れるとは・・・月の明かりがまぶしくて土星が脳裏に眼底写真となってしまいました。 N・・・ねむ〜い、みんななんでこんな時間におきていられるの? えーっ!土星ちっちゃーい、月がマブシー! T・・・東京都小平市での単身赴任中、あまり星がよく見えません。 久々の帰省、土星食も雲の合間から見えて感激しました。 I・・・みんな起きていたの? (図6 土星食観測リアルタイム)
![]() ◎ 11/19 しし座流星群
しし座流星群は、11月17日〜19日にかけて、ダストトレイル(またはダストチューブ)と呼ばれるテンペルタットル彗星の尾(ガスのちり)の名残の地帯に入るため、期間としては三日間ですが、ピーク時間が推測されていますので、参考まで。 【ピーク時間】(デビッド・アッシャー博士の予測) 2001.11.17 am4:00(小出現) 2001.11.18 am4:00(小出現) 2001.11.18 pm7:01(小出現) 2001.11.19 am2:31(大出現?) 2001.11.19 am3:19(大出現?) |