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《11月の活動報告》

日 時 2000年11月12日(日)
場 所 柴田町槻木文化センター
 
 この日、「おだずもっこ文化祭 NPOフォーラム NPOいずいッ=NPO is it.」が槻木文化センターで開催されました。柴田おもしろ探検隊からは、副代表の松岡さん、隊員の松岡一貴くん(小3)、大槻安奈さん(小4)、大槻玲央くん(小2)、山田嘉代子さん(小3)、斉藤ひろみさん(小6)、斉藤みつえさん(小4)が参加。かの有名な鶴亀劇団が中心となって創作された劇は、子供から大人までNPOについて楽しく理解できるように構成。出演者は、仙南地域で活動しているNPOに加え、コメンテーターの東北工業大学矢内諭教授と宮城県環境生活部樋口美智子次長は、殿と姫に仮装して参加したとのことでした。私は、所用で参加出来ませんでしたが、後日、副代表から300人を越える観客を前に隊員一人一人が一生懸命発表した様子やコメンテーターの矢内教授から「子供をめぐるマイナス報道が多い中、自然や伝統文化にふれさせる活動をしていくことは大変いいこと。自然の中で両手で水をすくったり、お魚を手にすることで、感動を覚える。こういった活動を指導している方々に敬意を表したい。」と活動に対する感想と励ましの言葉があったことを聞き、サポーターのひとりとしてエコクラブを支えて下さっている隊員のご家族をはじめ、講師の方々、柴田町・宮城県・建設省等の関係各所に感謝するとともに、これからの環境学習の重要性を再確認出来たような気がしました。

日  時 2000年12月15日(金)
場  所 柴田町槻木地区山神社境内

 
写真1
写真2
槻木小学校の総合学習で山神社の自然観察に同行。総合学習の指導は、荒浜小学校とゆりが丘小学校の阿武隈川と名取川の自然観察に続き、今回で3回目。毎回どんな子供たちに会えるかドキドキし、どんな自然に出会えるかワクワクします。この日は、5年生18名が、木の実・生物・樹木の3班に分かれ、鎮守の森を散策。(写真1)どの子も目がキラキラ光っています。自然を関知する高性能アンテナが内蔵されている子供たちは、次から次に色々なものを発見し(写真2
:アスタビ蛾の繭)、その度に私を呼びます。この総合学習は、平成12年は試行(14年から実施)の段階で、準備をはじめている先生方に様々な場所でお会いしました。環境は、自然環境・ごみ問題・公害等範囲が広い上、それぞれが密接に関係しているので非常に難しい分野に思えます。私自身、ひとつの行事を企画するにあたり、様々なことに配慮します。たとえば、自然物を使った工作の場合、1.単なる工作教室にしないため、子供たち自身が、材料の採集と自然観察を並行して体験する。(子供たちが身の回りで採集できる自然物を使用する。)2.子供たちの身体に安全な工作資材を使う。(有機溶剤を含む物を使用しない)3.必要なものは、極力リサイクル品を使う。4.自分で出したゴミは、自宅に持ち帰り分別処理する。等々。次世代の子供たちに素晴らしい環境を残すため、自然の大切さを伝えるため、今が大人の踏ん張り時なのかもしれません。手遅れにならないうちに