《7月の活動報告》
日 時・2000年7月1日(土) 場 所・柴田町内祇園入地区及び祇園入集会所
柴田町内で住民が一丸となってゲンジボタルを保護し、生育環境の保全に努力されている祇園入を訪ね、観察会を開催しました。当地区集会所にてホタルの里実践委員会会長から挨拶をいただいた後、宮城県森林インストラクターからホタルの生態と環境保全に関する説明を受け(写真1)、観察場所となっている「ホタルの里」へ向かうため集会所を出発。ホタルの光は、毎年見ても飽きない不思議な力があります。今年も期待を胸に歩を進め、途中、毎年多くのホタルが飛んでいた場所を通過。しかし、不思議と見つけることができず、実践委員会会長に伺ったところ、護岸工事を行った影響であることが判明。結果がこれほど顕著に現れるとは…。人間生活と環境保全の両立は難しいのでしょうか。とても、残念でした。数分後、「ホタルの里」に到着。大人も子供もその美しさに感動している声があちらこちらから聞こえてきます。先に到着していた子どもたちは、早くもホタルを追いかけて暗闇を走り回っている様子。この日は、実践委員会のご厚意で手にとって観察する事が出来、楽しい観察会となりました。(写真2)今年は、ゲンジホタルの飛散が例年より2週間位早く、ピークは過ぎておりゲンジとヘイケが半々でした。その後は、再び集会所に戻り、子供たちは自分の感想や質問を発表。「ホタルにどうしてオスとメスがあるのですか。」「ホタルは、保護色なのですか。」等の質問が次々と飛び出し、「やはり、子どもは凄い。」と感じたのは私だけだったのでしょうか。(講師:農林水産省及び宮城県森林
インストラクター) 日 時・2000年7月23日(日) 場 所・七ヶ宿ダム 自然休養公園
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